PQQ(ピロロキノリンキノン) | 世田谷 不妊治療 三軒茶屋ウィメンズクリニック

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不妊コラム Infertility Column

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PQQ(ピロロキノリンキノン)
(2022.1月)

 PQQ(ピロロキノリンキノン)はビタミンと似たような働きのある物質で、ヒト体内においてもエネルギーを作り出す細胞内の器官などに存在し、複数の活性酸素を抑制する効果が確認されている抗酸化成分です。細胞の老化を抑える抗酸化作用があるといわれ、認知・記憶力の改善や、睡眠改善などの働きに加え、女性のからだにも良い働きがあることが分かってきました。ミトコンドリアの活性化や細胞の老化に対する効果が期待されていると言われています。


 ミトコンドリアは細胞内のエネルギー工場であり寿命や健康に関わっていると言われています。PQQはミトコンドリアの増加や活性化を目的としたサプリメントです。
 食品では、ココアパウダーや納豆、豆腐、緑茶、ピーマンなどさまざまなものに含まれています。ただ、含有量は少なく、通常の食事量では必要な量を賄うことはできません。

 女性にとって大切な生理周期は排卵があることで保たれています。FSH(卵胞刺激ホルモン)の働きで卵胞が成長し、やがて直径20mm程度まで育つと、LH(黄体化ホルモン)の働きで卵胞が破裂し排卵が起こります。

 卵子の質が落ちる理由の一つが活性酸素の増加です。卵胞は、細胞内のミトコンドリアの働きでエネルギーを産生し、そのエネルギーを活用して成長します。卵胞は、卵子のゆりかごの様なものです。その内側には「顆粒膜細胞」という細胞が重なり合っており、卵胞が大きくなると顆粒膜細胞も増殖します。この顆粒膜細胞が増加する為のエネルギーを作り出すのは、細胞内のエンジンであるミトコンドリアです。

 抗酸化力が衰えると、活性酸素により卵胞が成熟できず閉鎖してしまう原因になります。PQQは、高い抗酸化力によって、酸化ストレスから卵胞を守り、エネルギーを作り続けるようにして卵胞の成熟をうながし、排卵を助ける効果があると言われています。

院長 保坂 猛

監修

保坂 猛
保坂 猛三軒茶屋ウィメンズクリニック院長
三軒茶屋ウィメンズクリニック開院以来、月経異常、子宮内膜症、更年期障害、婦人科ガン検診等の婦人科領域治療、また、一般不妊治療をはじめ、体外受精、胚移植、顕微授精、胚凍結などの高度生殖補助医療等をオーダーメイドにて提案産婦人科医として、患者様の心身への負担を軽減する最適な治療をご提供し、妊娠率向上にむけた取り組みをおこなっている。

●プロフィール
聖マリアンナ医科大学卒業後、産婦人科勤務
大田原赤十字病院勤務
聖マリアンナ医科大学産婦人科医長、聖マリアンナ医科大学産婦人科非常勤講師
ファティリティクリニック東京勤務を経て、
2011年2月2日三軒茶屋ウィメンズクリニック開院

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