黄体補充療法について
2016-05-25 テーマ:ブログ
院長の保坂です
当院では、体外受精~胚移植後には、黄体補充療法を行っております。
黄体補充が必要な理由としては、①採卵周期による下垂体抑制、②採卵による黄体機能不全に陥りやすいなどがあります。
使用するお薬は、
エストロゲンとして、内服や貼付
プロゲステロンとして内服や膣座薬
を使用します。
胚移植後2週間後に妊娠判定
陽性反応が出たら、1週間後にエコーで胎嚢を確認します。
そこから2週間後には胎児の心拍をエコーで確認します。
黄体補充はここで終了します。
いつまで黄体補充療法を行えば良いか諸説いろいろありますが、
当院では妊娠7~8週まで行います。
目安は胎児の心拍を確認した日までとしております。
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監修

- 不妊症看護認定看護師
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子どもを欲しいと願う女性やカップルのパワーに魅せられて、助産師から不妊症看護認定看護師の資格を取得しました。長年の経験を生かし、患者さまの検査やサポートと、お悩みやご相談にも対応したいと考えております。よろしくお願いいたします
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