月経周期と排卵とタイミングについて
2019-12-04 テーマ:ブログ
院長の保坂です。
今週は月経周期と排卵とタイミングについてのジャーナルからの内容を報告します。
約10万人の女性を対象に23000周期に関する自己報告により妊孕性に関わるデータを解析しました。
月経周期の中での妊娠の確率、卵胞期と黄体期の長さのばらつき、オリモノの変化を調べました。
受精の確率は最も高いものは排卵の前日でした。
また排卵日にも高い確率を示しました。
排卵の5日前での妊娠するケースもあります。
排卵日 妊娠率(%)
5日前 6.1%
4日前 14.2%
3日前 24.3%
2日前 30.3%
1日前 38.4%
当日 17.2%
排卵後1日 5.1%
排卵後2日 0%
月経周期に関しては平均28日、低温期15日、高温期13日という結果でした。
オリモノの変化では、排卵前日が最も多く排卵3日前から排卵後1日までは多いという結果でした。
また排卵日が近づくと、骨盤痛、乳房の緊満感も認められました。
Fertility and Sterility 2019/9より
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監修

- 不妊症看護認定看護師
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子どもを欲しいと願う女性やカップルのパワーに魅せられて、助産師から不妊症看護認定看護師の資格を取得しました。長年の経験を生かし、患者さまの検査やサポートと、お悩みやご相談にも対応したいと考えております。よろしくお願いいたします
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