三軒茶屋ウィメンズクリニックは田園都市線世田谷区三軒茶屋にある不妊治療・体外受精(IVF)レディ—スクリニック| Q1 不妊症治療や妊活は、具体的に何をするのですか。

お知らせ

三軒茶屋ウィメンズクリニック
2019.12.25

Q1 不妊症治療や妊活は、具体的に何をするのですか。

まず、「不妊症」についてご説明します。

日本産科婦人科学会では「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、一定期間避妊することなく性生活をおくっているにもかかわらず、 妊娠の成立をみない病態」と定義されています。
一般には2年間がその期間とされていますが、WHOや米国不妊学会等では不妊症を診断される期間は1年ともいわれています。
また、女性が妊娠できる年齢は40代前半までが望ましいので早期に不妊症の診断や治療を開始しないとますます妊娠 しにくくなることにもなります。このように病気や不安な要素がある場合には、一定期間妊娠しないことを条件とせず、早めに婦 人科で不妊について相談して頂きたいと思います。

では、実際に不妊症治療(妊活)について、ご説明いたします。

不妊症に対しては、原因に応じた治療を行います。治療は保険適用のものから自費のものまであります。
排卵と受精を補助する方法には、タイミング法排卵誘発法人工授精、 そして体外受精などの生殖補助医療があり、順番にステップアップして行われることが多いです。腹腔鏡検査は、 タイミング法、排卵誘発法、人工授精などの一般不妊治療で妊娠されなかった方に対して行われます。腹腔鏡検査では、子宮内 膜症などの病気が見つかることがあり、検査と同時に子宮内膜症の治療を行えるメリットがあります。

タイミング法

排卵日の2日前から排卵日までに性交渉があると妊娠しやすいと言われているため、排卵日を診断して性交のタイミングを合わせる治療です。排卵予定日の数日前に経腟超音波検査により、卵巣内の卵胞という卵子が入っている袋の大きさを測定します。卵胞の直径が20ミリくらいになると排卵するといわれているため、これを元に排卵日を推定します。補助的に、血中の排卵ホルモン(黄体化ホルモン、LH)を検査して、排卵日を正確に予測する方法もあります。基礎体温は女性ホルモンの分泌状態や排卵を知る簡便な方法ですので、出来るだけつけるようにしてください。

排卵誘発法

内服薬や注射で卵巣を刺激して排卵をおこさせる方法です。通常、排卵のない患者さまに排卵をおこすために使われますが、人工授精の妊娠率を高めるためや、体外受精などの生殖補助医療の際にも使われることがあります。

人工授精

用手的に採取した精液から運動している成熟精子だけを洗浄・回収して、上記の妊娠しやすい期間に細いチューブで子宮内にこれを注入して妊娠を試みる方法です。

生殖補助医療

生殖補助医療には、体外受精顕微授精がありますが、いずれも経腟的に卵巣から卵子を取り出して(採卵)、体外で精子と受精させ、数日後に受精卵を子宮内に返します(胚移植)。日本では1982年から臨床応用されました。人工授精等の治療によって妊娠しない難治性不妊症に対して行われます。年齢が一定以上になった場合には精子や卵子の力が下がってくるという原因が重なって来ることもあります。このようなことから、卵子や精子の力が低下していることが疑われる場合、早期に体外受精を考える必要もあります。