妊娠兆候はいつから?着床からつわりまでの流れと感じ方

着床 つわり いつから

妊活中の方のなかには、「今月こそは」と祈るような気持ちで、妊娠を待ち望んでいる方も多いのではないでしょうか。

ちょっとした体調の変化に「これが着床出血?」「妊娠の兆候?」と期待しつつも、「違うかも」とモヤモヤした思いを抱えている方も少なくないはずです。

この記事では、「着床後にいつからつわりが始まるのか?」という疑問に焦点を当て、妊娠初期に現れやすい症状や身体の変化についてわかりやすく解説します。

本格的にクリニックで検査する前に、ぜひ参考にしてみてください。

着床とは?妊娠のスタート地点を正しく知ろう

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妊娠のスタートは、受精卵が子宮内膜に着床することから始まります。

排卵後、卵子と精子が出会って受精すると、受精卵は卵管を通って約4〜6日かけて子宮へ移動します。

そして、受精後およそ5〜7日後から子宮内膜にくっつき始め(=着床開始)、最終的に受精卵ができてから約12日後に着床が完了するのです。

着床が成功すると、体内ではhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌が始まります。このホルモンは、妊娠を継続させるうえで重要な役割を果たすものです。

なお、着床のタイミングで以下のような体の変化を感じる方もいます。

  • 着床出血(少量の出血)
  • 下腹部や腰の痛み・違和感
  • 体が少し熱っぽくなる

これらの変化はすべての人に現れるわけではありませんが、着床のサインとして知っておくとよいでしょう。

つわりって何?どうして起こるの?

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つわりとは、妊娠初期に多くの女性が経験する体調の変化のひとつで、特に消化器系の不調が目立ちます。代表的な症状には以下のようなものがあります。

  • 吐き気や嘔吐
  • においに敏感になる(例:香水、食べ物のにおいがつらい)
  • 食欲不振
  • 唾液の量が増える
  • のどに何かがつかえたような感覚
  • 空腹時に気持ち悪くなる

ただし、すべての妊婦さんにつわりが出るわけではありません。

まったく感じない方もいれば、軽く済む方、反対に症状が重く日常生活に支障をきたす方もいます。

つわりが起こる原因とは

妊娠によってつわりが起こる明確な原因は、実はまだはっきりとは解明されていません。

ただ、有力な説のひとつとしては、着床後に分泌され始めるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンの急増が関係していると考えられています。

先述のとおり、hCGは妊娠を維持するために不可欠な働きをするホルモンで、妊娠検査薬でも検出されるものです。

hCGが急激に増えることで自律神経や胃腸の働きに影響を及ぼし、つわりの症状が出るとされています。

そのほかの説として、以下のようなものも挙げられます。

  • 妊娠による女性ホルモンの急激な変化
  • ストレスや心理的な要因
  • 妊娠によるビタミンB群や葉酸などの不足

これらの複数の要因が重なって、つわりを引き起こしているとも考えられているのです。

着床後、つわりはいつから始まる?

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一般的に、つわりが始まるのは妊娠5〜6週目頃とされています。これは着床からおよそ1〜2週間後、生理予定日を過ぎた頃にあたります。

つわりの症状には個人差が大きく、妊娠12〜16週目くらいには自然と治まる人が多い一方で、始まる時期や症状の強さも人それぞれです。

なかには、妊娠3週目(着床直後)からつわりのような症状を感じる方もおり、これを妊娠超初期症状と呼ぶこともあります。

妊娠超初期症状としてみられるもの

妊娠超初期症状としてよくみられる症状には以下のようなものがあります。

  • 胸の張りや痛み
  • 微熱のようなだるさ
  • 食べ物の好みの変化(急に甘い物が苦手になる など)
  • においに敏感になる
  • おりものの変化(量が増える、色が白っぽくなる など)
  • 少量の出血(着床出血の可能性)
  • 常に眠気がある
  • 腰痛や下腹部の軽い痛み・違和感

これらの症状は、ホルモンバランスの急激な変化によって起こると考えられています。

生理前症状との見分けがつきにくいことも

胸の張り、だるさ、下腹部痛など、PMS(生理前症候群)と似た症状も多く、見分けるのは簡単ではありません。

そのため、「これってつわり?それともいつもの生理前の症状?」と迷う方も多いのです。

そんなときは、症状がいつから始まったか、いつもと何が違うかを記録しておくと、後の判断材料になります。

「つわりかも?」と思ったときに確認したい2つのポイント

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「これってつわり?」と思っても、すぐに産婦人科に行くのをためらう方は少なくありません。

そこで、つわりの可能性がある場合に確認しておきたい2つのポイントを紹介します。

ポイント①:症状のタイミングは「着床後1週間以降」か?

まずチェックしたいのが、いつからつわりのような症状が出始めたのかという点です。

つわりに関係すると考えられているhCGホルモンは、着床後から分泌が本格化します。

そのため、つわりが始まるのは一般的に着床後1週間〜2週間、つまり、生理予定日を過ぎた頃とされています。

もちろん、早い方だと生理予定日前に「なんとなく気持ち悪い」「眠気がすごい」などの症状がみられることがあるのは事実です。

しかし、典型的なつわりの症状は、生理予定日を過ぎた頃から始まることが多いと覚えておきましょう。

ポイント②:他の妊娠初期症状とセットで出ているか?

「吐き気がする」「胸が張る」など、どれかひとつの症状だけでは、つわりかどうかを判断するのは難しいものです。

ここでいう「妊娠初期症状」には、妊娠超初期(着床直後〜生理予定日頃)にみられる軽い変化や、妊娠4〜6週以降に出やすいつわりのような症状の両方を含みます。

例えば、以下のような症状が同時に出ている場合は、妊娠の可能性が高まるサインかもしれません。

  • 胸の張りや乳首の敏感さ
  • 強い眠気やだるさ
  • 微熱のような体温上昇
  • においに敏感になる
  • おりものの変化(白くなる、量が増える)
  • 吐き気・食欲不振(つわりの典型的な症状)
  • 気分の浮き沈み、情緒不安定

こうした症状がいくつか重なっているかどうかを意識してチェックすると、妊娠の兆候に気づきやすくなります。

つわりかも?と思ったときにやっておきたいこと

上記の2つのポイントから、つわりの可能性が高いと感じた場合、どうすればよいのでしょうか。

産婦人科を受診する前にやっておきたいことを紹介します。

1.妊娠検査薬で確認する

「つわりかも?」と感じたとき、手早く妊娠の有無を確認できるのが妊娠検査薬です。

一般的に、妊娠検査薬は生理予定日の約1週間後から正確性が高くなるものが多いです。

この時期になると、着床後に分泌が増えるhCGホルモンが尿中で検出されやすくなり、陽性・陰性の判定ができます。

ただし、生理周期に個人差がある場合や、フライング検査で誤判定になることもあるため、検査のタイミングには注意が必要です。

また、偽陰性や偽陽性もあるため、あくまでもひとつの判断材料としましょう。

2.症状を記録しておく

検査薬の使用前後に関わらず、体調の変化を日々記録しておくこともおすすめです。

たとえば、以下のようなことをメモしておくと、症状の傾向を客観的に把握でき、検査結果の補足情報としても活用できます。

  • いつから、どんな症状が出たか
  • 体温や睡眠の変化
  • 食事やにおいの好みの変化
  • 生理予定日との関係

クリニックを受診する際に、こうした記録があると医師に状況を伝えやすくなるのもメリットです。

妊娠検査薬で陽性が出たら、まずは産婦人科へ

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妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、自己判断せず、できるだけ早めに産婦人科を受診してください。

妊娠が確認されたタイミングで病院へ行くことには、次のような大切な意味があります。

  • 子宮内に正常に着床しているか確認できる(子宮外妊娠のリスクがある)
  • 正確な妊娠週数が把握できる(赤ちゃんの成長やスケジュール管理に必要)
  • 葉酸の摂取や生活習慣についての指導が受けられる
  • つわりが強くなる前に、対処法などを医師に相談できる

受診の目安は?

妊娠検査薬で陽性が出たら、1週間以内を目安に受診しましょう。

ただし、あまりに早すぎると胎嚢(たいのう:赤ちゃんを包む袋)がまだ見えない場合があるため、医療機関では妊娠5週以降(生理予定日から1週間後)の受診が推奨されています。

受診時に持って行くと便利なもの

初めての受診では、健康保険証のほかに、以下のようなものを準備しておくと安心です。

  • 基礎体温表(つけている人は)
  • 生理周期のメモ(アプリなどでもOK)
  • 直近の症状や日付の記録
  • 生理用ナプキン(内診時に少量の出血がある場合に備えて)

こんな症状があったら注意!医師に相談すべきケース

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つわりの現れ方には個人差があり、多くの場合、妊娠が進むにつれて自然と治まっていきます。

しかし、なかには症状が深刻化し、母体に危険が及ぶケースもあるため注意が必要です。

以下のような症状がある場合は、「ただのつわり」と思わず、すぐに医師の診察を受けましょう。

  • 水も飲めないほどの強い吐き気・嘔吐(妊娠悪阻の可能性)
  • 発熱が続く
  • つわりによって体重が急激に減少した
  • 尿の量が極端に減っている、尿が出ない
  • めまい、ふらつき、意識がもうろうとするなどの意識障害

こうした症状がある場合、身体がSOSを出しているサインかもしれません。

「がんばれば耐えられる」と我慢するのではなく、少しでも不安があれば、迷わず医療機関を受診してください。

妊娠初期は、心も身体も不安定になりやすい時期です。

ひとりで抱え込まず、必要なサポートを受けることが、お母さんと赤ちゃん両方の健康を守る大切な一歩です。

まとめ

妊活中や妊娠初期の女性にとって、「着床してから、つわりっていつから始まるの?」という疑問は自然なものです。

一般的に、つわりが始まるのは着床から約1〜2週間後(妊娠5〜6週目ごろ)とされていますが、妊娠の兆候やタイミングには個人差があります。

中には、着床直後から妊娠超初期症状を感じる方もいて、胸の張りや眠気、においに敏感になるなどの変化がサインになることもあります。

大切なのは、「これはいつもの体調と違う」と感じたときに、無理をせず、自分の体の声に正直になることです。

妊娠検査薬で陽性反応が出たら、できるだけ早めに産婦人科で確認することをおすすめします。

妊娠初期の不安やつわりの症状で悩んでいる方、あるいは「これって着床のサイン?」と感じている方は、 三軒茶屋ウィメンズクリニック にご相談ください。

女性の身体に寄り添った丁寧な診察で、妊娠初期から出産までをサポートいたします。

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