三軒茶屋ウィメンズクリニックは田園都市線世田谷区三軒茶屋にある不妊治療・体外受精(IVF)レディ—スクリニック| 排卵誘発剤 その2

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排卵誘発剤 その2
(2018.7月)
まだ通院はじめて3か月位なのですが、これまで自分たちでタイミング合わせて既に1年たちます。そのためか、次の周期は排卵誘発を使うと言われています。自分としては、今年あたりから、おりものが少なくなったと感じており、生理も短くなっている気がします。排卵誘発剤の副作用で、子宮の内膜が薄くなるとありました。心配です。
(F子 30代)
以前に、排卵誘発剤を使う場合はいくつかの適応があり、種類があると回答いたしました。(詳しくはHP参照)
 確かに、内服薬の排卵誘発剤は、薬物の作用で、二次的に子宮の内膜の増殖を抑えてしまうことがあります。ただ、内膜の状態には個人差があり、明らかに影響を受ける場合と、さほど変化ない場合があります。また、何周期も続けてお薬を使うと、徐々に副作用が現れる場合もあります。さらに、同じ患者さまでも、生理の周期によって内膜の変化や薬の反応が全く同じではありません。常日頃、多くの患者さまの経過を追っていますが、同じスケジュールで排卵誘発剤を始めても、排卵日やタイミングの日程が前の周期と同じにならないことは、よくあることです。
 当院では、子宮の内膜が厚くなる時期(黄体期)に、血液検査で黄体ホルモンの数値を事前に確認しています。また、卵胞計測のエコーの際、毎回同時に子宮内膜の厚みもモニタリングして排卵誘発剤を使用しています。子宮内膜に影響を及ぼしにくいお薬もありますので、患者さまの状態に合わせ、良い結果が出せるよう、お薬を選択しています。
 帯下(おりもの)の量や生理の量は、イコール子宮内膜の厚みや黄体ホルモンの数値ではありません。ご質問のように、気になる症状があれば、遠慮なく医師に伝え、医師の指示を仰ぎましょう。