三軒茶屋ウィメンズクリニックは田園都市線世田谷区三軒茶屋にある不妊治療・体外受精(IVF)レディ—スクリニック| 排卵誘発剤 その3

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排卵誘発剤 その3
(2018.7月)
内服の排卵誘発剤を使って3周期めですが、子宮内膜が7ミリ以上にならないのと、排卵までに2週間以上かかってしまうため、医師から注射による排卵誘発を勧められました。注射って痛いですよね。通院回数も増えるでしょうし、自己注射もあると聞きましたが、どんなものでしょうか?
(H美 20代)
排卵誘発剤の注射薬もいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。(詳しくはHP参照)混乱してしまうので、自己注射に関しては、次のテーマとします。
 確かに、お注射ですから、痛くないとは言えません。排卵誘発の注射は、筋肉注射と、予防注射のように、もまない皮下注射があります。内服薬と決定的に違うのは、どの注射薬も、もともと卵巣から出ているホルモンに近いものだということです。ただ、薬の作り方が、精製したり、合成したり、遺伝子組み換え技術で作ったりの違いがあります。ですので、内服薬のように、子宮内膜が薄くなる副作用は無いのですが、どの注射も、多かれ少なかれ、『痛み』が伴うことは否めません。
 当院では、2種類の薬を採用しており、連日注射に通う場合と、1日置きに注射する場合とあります。排卵に時間がかかったり、無排卵の周期があったりと、排卵まで比較的苦労する場合は、薬の量を増やしたり、薬の種類を変えたり、患者さまに合わせて注射薬を選びます。また、前回もお話したとおり、同じ人でも周期によって薬の反応が違います。そこで、大凡、2,3回注射が済んだところで一度卵胞計測を行い、卵胞が一度に沢山育っていないかチェックをします。こうして未然に多胎妊娠のリスクを防ぎ、かつ、むやみに注射の回数が増えないように調整しています。ですから、初めて注射で排卵誘発する場合は、医師の指示通りに受診するよう心掛けることをお勧めします。