PGT-A・SR結果報告
こんにちは、培養室です。
本日は、以前にお話しました不妊症および不育症を対象とした着床前遺伝学的検査(PGT-A・SR)の有効性を調べるための日本産科婦人科学会による予備研究の結果報告をさせていただきます。
染色体検査を行った胚の解析結果は、正数性の胚が25.5%、モザイク胚が11.7%、異数性の胚が61.7%でした。
患者様ごとの結果として、1回の採卵で移植可能な胚がえられる可能性は44.4%でした。
また、移植を行った場合の妊娠率は68.8%、流産率は10.4%でした。
長期の不妊治療に臨む方、高齢出産の方が増加傾向にあります。
そのため、身体的・精神的負担を減らし、妊娠成立の可能性を上げる着床前遺伝学的検査への期待が高まっています。
ご興味がある方はどうぞご相談ください。
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